カテゴリ: 童話

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緑色のさやの中に、五つの小さなえんどう豆が、きゅうくつそうに、でも仲良く並んでいました。 「ねえ、世界ってどんなところだろうね?」一番目の豆が言いました。 「きっと、このさやみたいに緑色だよ!」二番目...
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みんな、門番さんって知ってるかな?大きなお屋敷の門を守る、とっても大事なお仕事をする人だよ。今日お話しするのは、そんな門番さんの、賢くて心優しい息子のゲオルグのお話。 ゲオルグは、お父さんが働く立派...
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海のずっとずっと深いところ、そこにはきれいな人魚のお城がありました。人魚の王様には、六人の美しいお姫様がいました。中でも一番下のお姫様は、それはそれは可愛らしく、そして何よりも人間の世界に憧れていまし...
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高い高い山のてっぺん、そこは一年中、氷と雪がきらきらしている世界。そこに、氷の女王、アイス・メイデンが住んでいました。彼女は冷たくて美しいけれど、ちょっぴり寂しがりやさんでした。 さて、ふもとの村に...
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静かな森の奥、古い水車小屋がカタコトと音をたてていました。そこには、働き者の粉ひきのおじいさんと、その奥さんが住んでいましたが、最近は水車がうまく回らず、粉もあまりひけなくて、ちょっぴり困っていました...
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あるところに、二人の兄弟が住んでいました。一人はハンスといって、大きくて立派なおうちに住んでいるお金持ち。もう一人はアンデルといって、森のそばの小さな小屋に住んでいました。アンデルは貧乏でしたが、とて...
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空のいちばん高いところ、まあるくて、いつもにこにこしているおひさまがいました。おひさまは、毎朝、それはそれは早起きです。「さあ、今日もみんなを照らしに行くぞー!」と、大きなあくびをひとつして、ゆっくり...
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太陽がぽかぽかと暖かい日、緑色のさやえんどうの中に、五つの小さなお豆さんが仲良く並んでいました。みんな、これからどうなるのかなって、わくわくしていました。 一番目のお豆さんは言いました。「ぼくは、空...
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森のはずれに、貧しいけれど働き者の木こりが、奥さんと三人の娘と暮らしていました。 ある日、木こりは一番上のお姉さん娘に言いました。「森へお昼ごはんを届けておくれ。道に迷わないように、目印に豆をまいて...
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デンマークの国に、それはそれは立派なお城がありました。そこに住んでいたのは、ビュルゲという名前の、ちょっぴり…ううん、とっても食いしん坊で、ちょっぴりいばりんぼうの司教さまでした。 司教さまは、毎日...
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