カテゴリ: 寓話

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ロバくんは、今日も元気いっぱいです。ぴょんぴょん跳ねながら、おいしい草を探していました。 そこへ、お腹をぺこぺこにすかせたオオカミが、のっそりとやってきました。 「うわあ、オオカミだ!食べられちゃう!...
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川のほとりに、二つの壺がちょこんと置いてありました。一つはぴかぴかの真鍮でできた壺、もう一つは素朴な土でできた壺です。真鍮の壺は、いつも「僕は丈夫だい!」と自慢げでした。土の壺は、静かにそれを聞いてい...
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ある日のこと、ちょっと変わった三びきが、なかよく相談をしていました。夜が好きなコウモリと、トゲトゲのイバラ、そして海が大好きなカモメです。 「ねえ、みんなで一緒に商売をしない?」と、だれかが言い出し...
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神様たちが空の上で楽しく暮らしていた頃のお話だよ。 その中に、ヘルメスという、足の速い神様がいたんだ。彼は、神様たちの間で手紙を届けたり、いろんなお知らせを伝えたりする、とっても大切な役目をしていま...
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森の奥深く、動物たちが仲良く暮らしている場所に、一頭の大きな鹿が住んでいました。 ある日、この鹿さんは病気になってしまいました。「ああ、体がだるいよ。誰かお見舞いに来てくれないかなあ」と大きな声で言...
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太陽がキラキラ輝くある日、大きな川のほとりで、キツネくんとワニさんがおしゃべりをしていました。 ワニさんは、ふんぞり返って言いました。「キツネくん、知っているかね? わしの一族は、それはもう、昔から...
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太陽がキラキラ輝いて、お花がたくさん咲いている、そんな暑い夏の日でした。 アリさんは、小さな体でせっせと食べ物を運んでいます。「よいしょ、よいしょ。冬になったら食べ物がなくなるから、今のうちに集めて...
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暑い、暑い夏の日でした。小さなアリさんが、のどがカラカラになって言いました。「あーあ、お水が飲みたいなあ。」アリさんは、おいしいお水を探して、トコトコ歩いていきました。 すると、近くにキラキラ光る小...
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ある日の夕暮れ時、一匹のオオカミがのんびり散歩をしていました。太陽がだんだん低くなって、オオカミの影がぐーんと長く伸びました。 オオカミは自分の長い影を見て、びっくり!「うわあ、見てごらん!僕の影、...
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ある日、村の広場で、ロバを売っている人がいました。そこへ、荷物を運ぶロバを探しているおじさんがやってきました。 おじさんは、一匹の元気そうなロバを見つけました。 「このロバを試してみてもいいかね?」...
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