カテゴリ: 童話

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あるところに、それはそれはお金持ちの商人の息子がいました。お父さんが亡くなって、たくさんの財産を手にしましたが、この息子、お金を使うのが大好き!毎日パーティーを開いたり、欲しいものを何でも買ったりして...
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ある町のはずれの、一番高い屋根の上には、コウノトリの夫婦が大きな巣を作っていました。お母さんコウノトリは、巣の中でじっと卵を温めています。 「もうすぐ可愛いヒナたちが生まれるわね」 お母さんコウノトリ...
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ある男の子の誕生日に、かっこいい錫(すず)の兵隊さんたちがやってきました。全部で二十五人。みんな同じ顔、同じ制服です。でも、一人だけ、ちょっと違いました。足が一本足りなかったのです。最後に作られたので...
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夜がやってきて、小さな男の子ヒャルマルがもうすぐ眠ろうという時間になると、不思議な訪問者がやってきます。だれだか知っていますか?それは、眠りの精オーレ・ルゲイエです。オーレはとっても静かに階段をのぼり...
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緑いっぱいの野原の真ん中に、それはそれは立派な栗の木が一本、空に向かってぐーんと枝を広げていました。 その木の中には、木の精の女の子、ドリアードが住んでいました。ドリアードは、葉っぱのベッドで眠り、花...
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朝ごはんのテーブルのまんなかで、いつもふんぞりかえっているものがいました。ぴかぴかの、それはそれは美しいティーポットです。 「わたしって、なんてすてきなのかしら!」ティーポットは、自分のまるいおなか...
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むかしむかし、というにはまだ新しいけれど、あるところに、大きな古い柳の木がありました。その木の下は、クヌートという男の子と、ヨハンナという女の子のとっておきの遊び場でした。 クヌートは元気いっぱいの...
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太陽がニコニコ笑っている、ある晴れた日の午後。町のはずれ、深い森のほうから、それはそれは美しい鐘の音が聞こえてきました。「ゴーン、コーン…」 町の人たちはみんなびっくり。「あの音はなんだろう?」「きっ...
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みんな、聞いておくれ。ヨハンナおばあさんが、とっておきのお話をしてあげるよ。 あるところに、小さなスズメのチュン太がいました。チュン太は、自分が空を飛ぶのがとっても上手だって、いつもちょっぴり自慢に...
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あるところに、とってもえらいと思っているオンドリがいました。名前はコケコさんです。コケコさんは、毎朝一番に起きて、一番大きな声で「コケコッコー!」と鳴くのが自慢でした。 ある晴れた日、コケコさんが庭...
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