カテゴリ: 寓話

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太陽がサンサンと照りつける、暑い夏の日。野原では、小さなアリさんたちが、せっせと食べ物を運んでいました。「よいしょ、こらしょ!」みんなで力を合わせて、冬のための食料を巣に貯めているのです。 その頃、...
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森の中に、それはそれは足の速いウサギがいました。 ウサギはいつも「僕ほど速い者はいないね!」とピョンピョン跳ねながら自慢していました。 ある日、のっそり、のっそりと歩くカメを見つけて、ウサギはまた得...
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ある村に、羊の番をするのが仕事の、ちょっといたずら好きな男の子がいました。 男の子は毎日、広い丘の上で羊たちを見守っていましたが、だんだん退屈になってきました。「あーあ、何か面白いことないかなあ」 ...
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お日様がぽかぽか暖かい、ある日のことです。 お腹をぺこぺこにすかせたキツネくんが、森の中をとぼとぼ歩いていました。 「あーあ、何かおいしいもの、落ちてないかなあ。」 キョロキョロしながら歩いていると、...
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空の上で、北風さんと太陽さんが、いつものように自慢話をしていました。 北風さんが言いました。「ぼくは世界で一番強いんだ!ひと吹きすれば、大きな船だってひっくり返せるし、木だって根っこから倒せるんだぞ...
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お日様もかくれんぼしているような、とっても寒い冬の日のことです。 畑の帰り道、やさしいお百姓さんが、雪の上で小さなヘビを見つけました。 ヘビは寒さでカチコチに凍えそうで、ほとんど動けません。 「ありゃ...
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大きな森のまんなかで、百獣の王ライオンさんが、ぐーぐー、気持ちよさそうにお昼寝をしていました。 そこへ、小さなネズミくんが、ちょろちょろとやってきました。ネズミくんは、ライオンさんの大きな背中を、小山...
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お肉がだーいすきな、一匹の犬がいました。名前はコロにしましょうか。 ある日、コロはとっても美味しそうなお肉のかたまりを見つけました。「やったあ!ごちそうだ!」コロは大喜びで、お肉をしっかり口にくわえ...
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太陽がギラギラと照りつける、とっても暑い日でした。 一羽のカラスが、のどがカラカラになって飛んでいました。「どこかにお水はないかなあ」と、一生懸命探しています。 しばらく飛んでいると、地面にぽつんと...
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ある暑い夏の日、太陽がカンカン照りで、カエルさんたちが住んでいた池の水が、だんだん少なくなってしまいました。 「こりゃ大変だ!お水がなくなっちゃう前に、新しいおうちを探しに行こうよ」 「そうだね、そう...
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